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フレドゥン・キアンプール『幽霊ピアニスト事件』
「わたしは1920年にワルシャワで生まれ、1949年にベルリンで死んだのです。今日、いきなり生き返りましてね。理由はまったくわからないのですが」
なんて真顔で言われたら、頭がおかしくなったと思うのがフツーでしょう? だけど、本書に登場する若者たちはそうではない。曰く
「信じられないかもしれないけど、きみを一目見て、そうじゃないかなって思っていたんだよ」
って、そんな不真面目な反応があるのか(笑)とも思うけど、とにかくそんな感じで、1949年に死んで1999年に生き返った青年ピアニスト・アルトゥアの第二の人生は、賑やかな音大生たちとドイツ北部のハノーファーで幕を開けることになる。
笑って笑って、最後は切なく。酒寄進一さんの翻訳が驚くほど読み易くて、海外文学アレルギーの人も、きっと、あっと言う間に引き込まれますよ。『この世の涯てまで、よろしく』を改題した『幽霊ピアニスト事件』は、9月中旬に創元推理文庫から。乞うご期待!




















なんて真顔で言われたら、頭がおかしくなったと思うのがフツーでしょう? だけど、本書に登場する若者たちはそうではない。曰く
「信じられないかもしれないけど、きみを一目見て、そうじゃないかなって思っていたんだよ」
って、そんな不真面目な反応があるのか(笑)とも思うけど、とにかくそんな感じで、1949年に死んで1999年に生き返った青年ピアニスト・アルトゥアの第二の人生は、賑やかな音大生たちとドイツ北部のハノーファーで幕を開けることになる。
笑って笑って、最後は切なく。酒寄進一さんの翻訳が驚くほど読み易くて、海外文学アレルギーの人も、きっと、あっと言う間に引き込まれますよ。『この世の涯てまで、よろしく』を改題した『幽霊ピアニスト事件』は、9月中旬に創元推理文庫から。乞うご期待!




















by haredoku
| 2015-08-10 10:05
| 試し読み部
